きみはね
甘える倫と
甘やかす文は互いに心地よい関係だった。ある日、文が倫のいつもの
おふざけをかわし損ねたことから、ふたりは急速に
互いを意識するようになる。そして冗談めかした倫の好意が文の内なる
小悪魔を呼び覚ましてしまう…。
きみから
甘えることを覚えたての倫は文の
バブみに際限なく
依存していく。陽菜の注意も聞かず、将来まで文任せにする倫に、自分が
ダメにしているのではと文は
不安を覚える。そんな折、実家の洋菓子店のヘルプで一時的に寮を離れることになる文。そこで思いもよらない
出来事が…。