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りんこ
「……(瞑想中)」
ざぶね子
「どうしたんスか先輩? 神妙な顔つきで正座なんかしちゃって?」
りんこ
「……」
ざぶね子
「あ、わかったっス、脳内でロリショタのパラレルワールドを展開中なんっスね」
りんこ
「…………(ぴく)」
ざぶね子
「子供達がその未発達な身体を見せ合って、大人の真似事をするように悪戯を……」
りんこ
「キィーーーー!誰が両刀使いで誘拐魔な性犯罪者ですって!!」
ざぶね子
「先輩、自分そこまで言ってないっス」
りんこ
「神聖なる剣道場でなんたる不埒な発言を!」
ざぶね子
「あっ、だから先輩、似合いもしないのに瞑想にふけってたんっスね」
りんこ
「……分かりました、今日と言う今日はアナタのその腐った精神を叩き直して差し上げますわ、アナタも健全な女子に戻るのです」
ざぶね子
「今日の先輩は何処かやるきまんまんっスね、竹刀なんか持って剣道できるんっスか?」
りんこ
「アナタのおかげで、マグロ漁船でしっかりと鍛えさせていただいてきましたわ、荒れ狂う波の中、何度ジェニファーに助けられたことか」
ざぶね子
「ジェニファー・・誰っスか?」
りんこ
「問答無用! ざぶね子さん、覚悟しなさい!」
ドキューーーン!
りんこ
「キャ!、アナタ何処から拳銃なんて取り出してるの、そんなの反則だわ」
ざぶね子
「丸腰相手にいきなり殴りかかる方が卑怯っス」
りんこ
「丸腰って…しかもわたくしの可愛らしいお顔に穴が開いたじゃないの!」
ざぶね子
「大丈夫、みねうちっス」
りんこ
「ああ、意識が薄れていきますわ、ここは何処? なんだか綺麗なお花畑が見えますの」
ざぶね子
「以上、今週は剣道場からおおくりしましたッス」
りんこ
「ああ、死んだお祖父様、どうしてわたくしを足蹴にするの?」
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