りんこ
「嗚呼神よ、ワタクシをお救いくださいましてありがとうございます」


ざぶね子
「瞑想の次は、お祈りっスか? また似合わない……」


りんこ
「お黙り!! アナタのせいで三途の川を流されましたのよ。その度に神様はワタクシをコチラの世界に帰らせてくださったの。 嗚呼、感激ですわ……」


ざぶね子
「先輩、神様に拒否られてるんっスね」


( ゚Д゚)=◯)'ν゚)・;'


りんこ
「そういうわけで、今週は礼拝堂からおおくりいたしますわ (´∀`)つ」


ざぶね子
「……先輩、礼拝堂と言ったらやっぱりシスターっスね」


りんこ
「え、誰が妹萌えですって?!(゚Д゚≡゚Д゚)」


ざぶね子
「親父ギャグは痛いっス (つд⊂)エーン」


りんこ
「本当にアナタは、失礼な子ね! プンスカ!!」


ざぶね子
「……先輩、ナニ張り切ってシスター服着てるスか?」


りんこ
「ワタクシ、神に身を捧げることにしましたの。清廉潔白なワタクシにぴったりでしょう♪」


ざぶね子
「へー、じゃあ今日から禁欲生活っスかー」


りんこ
「もちろんよ!まぁ、もともと煩悩とはかけ離れた生活でしたけれどっ、ふふん♪」


ざぶね子
「じゃあ来週発売の、あのエロゲ―は買わないんっスね」


りんこ
「…………」


ざぶね子
「何でも、今度は十二人の多彩なメイドさんがご奉仕の限りを尽くし」


りんこ
「…………」


ざぶね子
「しかも応募者抽選で、彼女たちの着ていたメイド服と紐パンをプレゼントらしいっス」


りんこ
「……ざぶね子さん」


ざぶね子
「なんスか、先輩?」


りんこ
「神に仕えるためには、当然メイドの生き方も参考にしないといけないのですわ」


ざぶね子
「…………」


りんこ
「奉仕の心は神に仕える者も同じ!是非ともそのゲームを買わねば!!(; ・`д・´)」


ざぶね子
「さすが我らのりんこ先輩、激しく煩悩まみれっス (´∀`)つ」


ワタクシの鉄槌をクラエー!! ( `Д´)=◯)'ν゚)・;'


りんこ
「さっそく買いに行きますわよ、なんとしてもその紐パンを手に入れてやりますわ!!」


ざぶね子
「鼻息荒いとこ申し訳ないっスが……」


りんこ
「なんですの?!ワタクシ忙しくってよ!」


ざぶね子
「発売は来週っス(´・ω・`)」


りんこ
「…………」


ざぶね子
「今日行ってもないっスよ(´・ω・`)」


りんこ
「…………」


ざぶね子
「…………」


りんこ
「ワタクシの純情をもてあそんだのですわね!この腐女子が!!ヽ(`Д´)ノ」


ざぶね子
「ウソなんか言ってないっスー (つД`)」


りんこ
「…………ワタクシのこの思い、どこにぶつけたらいいのー!?。・゚・(ノД`)・゚・。・」