りん子
「はぁ〜」


ざぶね子
「どうしたんスか先輩、だらしなく口をあけて」


りん子
「これは、た・め・息!乙女の憂いですわっ」


ざぶね子
「誰が乙女……」


黙れ!!( ゚Д゚)=◯)'ν゚)・;'


りん子
「よく考えてちょうだい、どうしてワタクシ学校の紹介なんてしてるのかしら?」


ざぶね子
「新聞部だからじゃないっスか?」


りん子
「そこよっっ!!!!」


ざぶね子
「ふえー?」


りん子
「新聞部、新聞……新聞とはニュース、事件を伝えるものではないのかしら?」


ざぶね子
「はぁー、でも所詮学園新聞っスからねー」


りん子
「そんな穢れた大人の考えはウンザリ!」


ざぶね子
「先輩、実年齢○○のくせに……」


りん子
「そんなのは関係ナッシング! これからはワタクシの好きにさせていただきますわっ」


ざぶね子
「普段と変わんないっス……」


りん子
「だぁまらっしゃい! とにかく自由にするのっっーー!!」


ざぶね子
「駄々こねても可愛くないっス」


りん子
「イイエ! カワイイわ、ワタクシの中ではカワイイのっ」


ざぶね子
「なんでもいいっス、それで、何したいんスか?」


りん子
「……幼馴染」


ざぶね子
「は?」


りん子
「今日からワタクシ幼馴染始めマシタ」


ざぶね子
「頭のカワイソウな先輩っス……」


りん子
「いいことざぶね子さん、今日からワタクシを毎日起こしに来るのよ、まさに幼馴染の必須イベント」


ざぶね子
「分かったス、じゃあ先輩はとげとげバットと巨大フライパンどっらが好きっスか?」


りん子
「ざぶね子さん、私を永遠の眠りに付かせたいの?」


ざぶね子
「最近の朝起こしイベントといったら、こういった小道具は必須っス。先輩遅れてるっス」


りん子
「ええ、ええ、モチロン知ってますわよ!……じゃあバットでお願いしようかしら」


ざぶね子
「らじゃーっス☆」


りん子
「ちょっとざぶね子さん、どこからそのバットをお出しになったの? それにワタクシ今起きて、ね、あの……」


ざぶね子
「先輩、頭がお疲れのようなんで永眠(ねむ)るといいっス! チェストーーー!!!」


りん子
「起こすのではないのぉーーーー!!!!?」


ざぶね子
「…………ハァハァ」


りん子
「…………」


ざぶね子
「ふぅー、静かになってよかったスーヽ(*´Д`*)ノ 事件より、平和な日常が1番っスよー。さぁて、BLゲームでもやるっスー♪」


りん子
「……こ、これは、傷害……事件では、なくって……」


ざぶね子
「軽いスキンシップっス」


りん子
「頭からドクドクと血が……ガクリ」